ある卒業生へのメッセージ 有り難いということ

言葉かけ
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長年続けてくれて、
小学校生活の最後まで一緒に元気に運動してくれてありがとう✨


「ありがとう」の本当の意味

ありがとうとは「有り難い」ということがもともとの語源で、
「有ることが難しい、めったにあることではない」という意味です。


当たり前に思っている目の前の幸せが、実はめったにあることではないと考えると、
自然にありがとうという感謝の気持ちが出てくるのかもしれませんね。


『淡々と過ぎていく普通の毎日が幸せの本質である。』
という言葉があります。


 事故にあったら大変だ、病気になったら辛いと感じるけど、

何事もなければ健康であることが普通で、特に何も感じないことの方が多いのではないかと思います。



 何事もなく普通に過ぎる毎日。
それは気がつきにくいけれども有り難いことなのですね。


現象と本質

星の王子様

世の中には、気が付きにくいもの、見えにくいことがたくさんあります。

そういった“もの・こと”、物事には「現象と本質」があります。
見えるものと見えないものと考えてもいいかもしれません。

例えば、

「跳び箱が跳べた。逆上がりができた。」
というのは見えている現象で、
「その運動を通して身体の使い方を学んだ。」
という見えないものが本質です。

「国語と算数のテストで100点を取った。」
というのは現象で、

「勉強を通して作者の意図を読み取れるようになった。
計算の意味を理解することができた。」
というのが本質だと思います。


星の王子さま」に出てくる有名な言葉があります。
「一番大切なものは目に見えないからね。」


生きることの本質

元気な子ども

それならば、日々ごはんを食べてエネルギーを消費して生きているということは現象といえるのかもしれません。



そうしたら生きるということの本質はなんだろう。


その答えはきっと人によって違うけれども、ただ一つ皆に共通していえることがあります。


それは、

あなたが、長年運動ができるぐらい日々元気に生きていて、
そのことによって周りの人たちに幸せや喜びを与えているということ。


何事もなく普通に生きていることで幸せを、喜びを創り出している存在だっていうこと。

何事もなく普通に生きているだけで、すでに誰かの幸せをつくり出しているのです。


卒業に寄せて

ありがとう

これから出会うたくさんの人々にも幸せや喜びを与え、

「ありがとう」に溢れた人生を歩んでいってください。


 たくさんの出会いの中で本質を学び、自分の答えを見つけに行ってらっしゃい。
めったにあることではない、あなたとの出会いに感謝します。

ありがとう。

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