スポーツで怪我をしない身体を育てるために知っておきたいこと

運動
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子どもの怪我への不安

子どものサッカー

「一つのスポーツをやりすぎて怪我をしてしまった😫」
「練習のやりすぎで身体を壊さないか心配💦」
そんな悩みを抱える保護者は少なくありません。

昔の子どもたちは、木登りや外遊びを通して自然に運動能力を養っていました。
昔は外遊びで自然に高めることができていた「運動神経」。

今の親世代が子どもの時代、

遊ぶ時には想像力を使って遊びを変化させたり、独自のルールを作ったり、工夫していましたよね。


「おにごっこ」や「ゴム跳び」なんて運動神経を高めるための最高のトレーニングです。

しかし現代では外遊びの機会が減り、
代わりに特定のスポーツに集中する子どもが増えています。

だからこそ、怪我を防ぐ視点が欠かせません💡


運動神経を育てる黄金期

小学生の時期は「即座の習得」と呼ばれるほど、運動神経が爆発的に伸びる時期です。
この大切な時期に、同じ動作ばかりや過度な筋トレを行うと効果が薄いだけでなく、
怪我につながる危険もあります。

✅利き手や利き足ばかりを使うのではなく、上下左右バランスよく身体を動かすことが重要です。


実際の相談事例から学ぶ

子どものバスケットボール

「小学校3年生でミニバスをしている子が、ふくらはぎの肉離れを3回繰り返した」
そんな話を耳にすることがあります。

これは典型的な“間違えたトレーニングのやりすぎ”によるスポーツ障害の例です。

適切な時期に適切なトレーニングをしなければこのようにスポーツ障害になる可能性が高まります。



小学校・中学校で全国優勝しても、その後伸び悩むケースは少なくありません。
その時期に技術を追い求め全国まで行っても、
その後オリンピックにまで出たという例は少ないです。


途中でつぶれてしまうのですね 😵

子どもの時期にある一定の技術だけを求めて日本一になっても、
中学、高校でつぶれてしまったり、運動嫌いになるようでは何の意味もないと思います。


子どもの筋肉や骨はまだ発達途中。
適切な時期に適切な刺激を与えることが、怪我を防ぎつつ成長を支えるポイントです。


成功する選手に共通する視点

子どもの遊び

このようなことからも分かるように、

筋肉や骨がまだ充分に出来上がっていない小学生の時期に筋トレや持久力を鍛える運動をたくさん行うのではなく、

脳神経系に着目した動動を経験させてあげることが大切です✅

世の中には小さい時から同じスポーツをやって成功した選手がたくさんいますが、

多くは親や指導者はそのようなことに着目して、

いつか花開くことを信じ、寄り添うようにしてすぐに結果を求めすぎなかったのだろうと想像できます。




アテネオリンピックハンマー投げ金メダリストの室伏広治選手の練習映像で、

左右の手で同時に新聞紙を丸めたり、

バーベルの横に振り子をつけてトレーニングをしている場面が有名ですが、

筋力を高めようとしているのではなく、神経系の刺激を求めていることが伺えます✨

ハンマー投げの選手としては決して恵まれた体型とはいえない室伏選手が世界で活躍できたのは、
自分の身体を完全にコントロールする能力が高いからだったのですね。




筋力や体格ではなく、
「自分の身体を自在にコントロールする力」こそが大成につながる鍵なのです✅


子どもを信じ、長い目で見守る

子どもたちがいつか自分でやりたい競技、スポーツに出会った時に、
何にでも対応できるような基礎的な運動神経をバランスよく育ててあげましょう✨


たくさん身体を動かし、
運動することが大好きな子どもになって欲しいものです。
子どもを信じ、長い目で見守ってください😊

子どもは、いつか芽を出し花を咲かせます。

どんな花が咲くか今から楽しみにして、日々「水やり」をしていきましょう🌱


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