子どもの自己肯定感を育てる「存在を認める言葉かけ」3つ

言葉かけ
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お子さんに「すごいね!」って毎日声をかけていますか?

「ほめるって大切」──それは多くの親御さんが知っていることだと思います。
実際、子育ての本や記事を開けば、必ず「ほめて育てよう」という言葉が出てきます。

でも、私が25年以上の指導現場で感じてきたのは、
ほめるだけでは届かない部分があるということです。

「ほめても、うちの子あんまり自信がないみたいで…」
「何を言ってもピンときていない気がする」

そんな声を、お母さん・お父さんからたくさん聞いてきました。

その原因は、もしかすると「ほめる」と「存在を認める」の違いにあるかもしれません。

笑顔で抱きしめる母と子

「ほめる」と「存在を認める」は別物

ほめるというのは、「できたこと・成果」への評価です。

✅「テストで100点取ってすごいね」
✅「逆上がりできたね!えらい」
✅「お片付け上手になったね」

もちろん、これらは悪くありません。嬉しがる子もいるでしょう。

でも、ほめるだけを続けていると、子どもは無意識にこんな気持ちを抱くようになります。

「ちゃんとできる自分じゃないと、愛されない」

これは、本当の自己肯定感とは逆の感覚です。

一方、存在を認めるというのは、「何ができたか」ではなく、「あなたがここにいること自体が嬉しい」というメッセージを伝えることです。

子どもと向き合って話す母親

指導現場で見てきた「認められた子」の強さ

私は運動指導の現場で、10万人以上の子どもを見てきました。

その中で、伸びる子には共通点があります。
それは、失敗してもすぐに立ち直れる力があることです。

この力の源は、技術でも才能でもありません。「自分はここにいていいんだ」という安心感──つまり、存在を認められた経験の積み重ねなのです。

逆に、いくら運動神経が良くても「失敗を極端に恐れる子」は伸び悩みます。
挑戦する前に「ダメだったらどうしよう」と心がブレーキをかけてしまう。
その背景には、「できない自分は価値がない」という感覚が隠れていることが多いのです。

私自身も3人の子どもを育てながら、正直に言えば、「ほめること」に偏っていた時期がありました。

「いい子にしていればほめる」「できたからほめる」──いつのまにか、条件付きの愛になっていました。

ある日、子どもがチラチラと私の顔色を伺っている姿を見てハッとしました。

それからは、言葉がけを変えることにしました。

ほめるにしても「正しくほめる」ことが重要なのです。

一緒に過ごす家族

今日からできる3つの「存在を認める言葉」

難しいことではありません。
日常のちょっとした瞬間に、こんな言葉をかけてあげてください。

朝起きたとき「おはよう、今日も会えて嬉しいな」
たったこれだけ。何もしていない段階で、「あなたがいること」を喜んでいる言葉です。
子どもは、朝からまず「僕は大切にされている」と感じます😊

何気ない会話の後に「話せてよかった」
夕食中の何てことのない話でOK。
話し終わった後に「話せてよかったよ」と一言添える。
これは「あなたの話に価値があるよ」というメッセージです✨

寝る前に「今日もあなたでいてくれてありがとう」
ほめる言葉ではなく、ただ「ありのままのあなた」を喜ぶ言葉。
最初は恥ずかしくても、続けていくと子どもの寝顔が変わってきます☺️

寝る前の親子の時間

最後に

「ほめる」と「存在を認める」は、どちらか一方ではなく、両輪で動かすものだは思うのです。

でも、もし今日の1つを選ぶなら──存在を認める言葉のほうを、意識してみてほしいです。

子どもの自己肯定感は、
「できた自分」ではなく、「ありのままの自分」を愛された経験から育ちます。

その経験は、毎日の何気ない言葉の積み重ねからしか生まれません。
難しいテクニックも、特別なシチュエーションも要りません。
必要なのは、「あなたがそこにいてくれて嬉しい」──その気持ちを、言葉にして届けるだけです。

今夜、お子さんに「生まれてきてくれてありがとう」と言ってみませんか?

最初は恥ずかしいかもしれません。でも、その一言が、きっと子どもの未来を変えていきます😊

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