「そろそろ英語をやらせたほうがいいのかな」
小学校で英語が教科になってから、この相談が本当に増えました。
でも、いざ調べ始めると迷います。
英会話教室は送迎が必要。オンラインは種類が多すぎる。
そもそも、うちの子が続けられるのか分からない──。
こんにちは、しゅんたろうです😊
運動指導者として25年以上、のべ20万人以上の子どもたちを指導してきました。
3人の子どもを育てる父でもあります。
「英語の専門家ではないのに、なぜ英会話の記事を?」と思われたかもしれません。
でも、子どもが新しいことを始めて続くかどうかは、内容よりも「最初の入り方」で決まります。
そこは、運動でも英語でもまったく同じです。
この記事では、オンライン英会話「クラウティ」について、良い口コミも気になる点も正直にお伝えします。

そのうえで、運動指導の現場から見て「どんな家庭に向いているか」もお話しします。
クラウティとはどんなサービス?
まず、基本的なところから整理します。
クラウティは、学研が監修する教材を使えるオンライン英会話です。
パソコンやタブレット、スマートフォンから、講師と1対1でレッスンを受けられます。
特徴を並べると、こうなります。
✅ 1レッスンは10分か25分から選べる
✅ 教材は教材開発70年の学研が監修
✅ 講師はフィリピンの先生
✅ 対象は幼児から高校生以上まで
✅ レッスン開始の30分前まで予約できる
✅ AI英会話「TerraTalk」も使える
他のオンライン英会話との決定的な違い
いろいろ書きましたが、クラウティを他社と分けている一番の特徴は明確です。
1つの契約を、家族6人まで分け合えること。
多くのオンライン英会話は、1契約につき1人です。
きょうだいで受けさせたいなら2契約、親も習いたいなら3契約が必要になります。
クラウティはそこが違います。
| 一般的なオンライン英会話 | クラウティ | |
|---|---|---|
| 使える人 | 契約者1人 | 家族6人まで |
| きょうだいで使う | 人数分の契約が必要 | 1契約でOK |
| 親も使う | さらに契約が必要 | 同じ契約内で使える |
| 1回の時間 | 25分が主流 | 10分か25分を選べる |
この「分け合える」という仕組みが、実は続けやすさに直結します。
理由は後ほどお話しします。
クラウティを検討するかどうかは、この1点で決めてよいと思います。「家族の中に、英語に触れたい人が2人以上いるか」。1人だけなら他社でも構いません。2人以上いるなら、これほど条件のよい選択肢はなかなかありません。
良い口コミから見えるメリット
実際に使っている家庭の声で、よく挙がるものを整理します。
「10分だから、嫌がらずに座ってくれる」
一番多く聞くのがこれです。
25分のレッスンは、大人には短く感じますが、小さいお子さんにはかなり長い時間です。
集中が切れたまま画面の前に座り続けると、「英語=しんどいもの」という記憶になってしまいます。
10分なら、終わったときにまだ余力が残ります。
これは運動指導でもまったく同じで、「もう少しやりたい」で終わらせた子は、次も自分から来ます。
逆に、疲れきるまでやらせた子は、次の週に来なくなるんです。
「きょうだいで分け合えるから、ムダにならない」
上の子が乗り気でない日は、下の子が受ける。
誰も受けない日は、親が使う。
契約を家族で分け合えると、こういう調整ができます。
「せっかくお金を払っているのに、やらせないともったいない」という焦りが減るのは、思っている以上に大きなことです。
親が焦らなくなると、子どもへの声かけも変わります。
「先生がとにかく褒めてくれる」
クラウティの講師はフィリピンの先生です。
フィリピンは英語が公用語の一つで、英語を第二言語として習得した人が多い国です。
つまり、英語を「学んで身につけた」経験を持つ先生が多いということでもあります。
だからか、初心者への接し方が上手だという声をよく見かけます。
少し言えただけで大きく褒めてくれる、という口コミは本当に多いです。
運動指導者として、いちばん共感するところ
ここが、私がこのサービスに納得している理由です。
私は鉄棒や自転車の指導を通じて、ずっと同じことを見てきました。
こわい → 身体が固くなる → うまくいかない → もっとこわくなる
この悪循環に入った子は、練習量を増やしても抜け出せません。
先に「こわさ」を小さくしないと、何も始まらないんです。
英語も、まったく同じ構造をしています。
「間違えたら恥ずかしい」が先に立つと、口が動かなくなる。
口が動かないから話せない。話せないから、もっと恥ずかしくなる。
だから、子どもの英語で最初に必要なのは、発音でも文法でもありません。
間違えても大丈夫だった、という経験です。
1対1で、褒めてくれる先生と、10分だけ。
この条件は、その経験を積むのにとても向いています。

気になる口コミ・注意点も正直に
良いところだけ書いても参考になりませんので、気になる点も正直にお伝えします。
「ネイティブの発音を求める人には合わない」
講師はフィリピンの先生です。
アメリカやイギリスのネイティブ講師を希望される場合は、別のサービスを選んだほうがよいと思います。
ただ、お子さんの最初の一歩という目的なら、私はあまり気にしなくてよいと考えています。
理由は2つあります。
ひとつは、今の英語は世界中で話されていて、ネイティブ以外の英語に触れる機会のほうが実際には多いこと。
もうひとつは、最初の段階で大事なのは正確な発音より「話してみる回数」だからです。
「人気の時間帯は予約が取りにくい」
夕方から夜にかけての、子どもが受けやすい時間は混み合います。
レッスンの30分前まで予約できる仕組みなので、直前に空きが出ることもありますが、「毎週この曜日のこの時間」と固定したい家庭には、少し不便に感じるかもしれません。
対策としては、受ける時間帯を1つに決めず、2〜3パターン用意しておくことです。
朝や休日の昼間は比較的取りやすい傾向があります。
「これだけで英語が話せるようにはならない」
これは、どのオンライン英会話にも共通することです。
週に数回、10分か25分のレッスンだけで、ペラペラになることはありません。
ただ、私はそれでいいと思っています。
小学生のうちに求めるべきなのは、話せるようになることではなく、英語に対して「嫌い」という感情が育たないことです。
中学・高校で本格的に学ぶときに、抵抗感がない状態でスタートできる。
それだけで、その後の伸び方がまるで違ってきます。
英語に限らず、子どもの習い事は「短期間で成果を出す」と考えると、たいていうまくいきません。小学生の時期にやっているのは、成果を出すことではなく、その分野を好きなまま中学生に引き渡すことです。
「子どもが画面の前に座らない日もある」
これも正直に書いておきます。
オンラインである以上、教室に通うのと違って強制力がありません。
機嫌の悪い日、疲れている日は、そもそも始められないこともあります。
ただ、家族で分け合える仕組みは、ここでも効いてきます。
その日は無理にやらせず、親が使えばいいんです。
「今日はお母さんがやるね」と大人が受けている姿を見せるほうが、結果的に子どもは興味を持ちます。
クラウティが向く家庭・向かない家庭
ここまでを踏まえて整理します。
| 向いている家庭 | 向かない家庭 |
|---|---|
| きょうだいがいる/親も学びたい | 受けるのは1人だけと決まっている |
| まず英語に慣れさせたい | 受験や資格の対策をしたい |
| 送迎の時間が取れない | 友だちと一緒に通わせたい |
| 集中が続かない年齢の子がいる | ネイティブ講師にこだわりたい |
| まず気軽に試してみたい | 毎週同じ時間に固定したい |
左に2つ以上当てはまるなら、試してみる価値があると思います。
右のほうが多いなら、通学型の英会話教室のほうが合うかもしれません。
習い事全体の選び方は、こちらでまとめています。
👉 あわせて読みたい:子どもの習い事おすすめ5ジャンル比較|運動指導者がタイプ別に解説
運動指導者からのアドバイス
英語の専門家ではありませんが、「子どもが新しいことを始めるとき」については、25年分の見てきたものがあります。
3つだけお伝えします。
① 最初の1か月は、内容を聞かない
レッスンが終わったあと、つい聞きたくなります。
「今日は何を習ったの?」
「ちゃんと話せた?」
でも、この質問は子どもにとってテストです。
答えられないと、次のレッスンが憂うつになります。
かわりに、こう聞いてみてください。
「先生、どんな人だった?」
内容ではなく、体験そのものを聞く質問です。
子どもは話しやすく、しかも親は様子をちゃんと把握できます。
② 親が先に受けてみる
これは、家族で分け合える仕組みだからこそできることです。
大人が英語を話そうとすると、たいてい詰まります。
言いたいことが出てこなくて、恥ずかしくなります。
その感覚を、親自身が味わっておくことに意味があります。
子どもが黙ってしまったとき、「なんで話さないの」ではなく「あれ、緊張するよね」と言えるようになります。
私も指導の現場で、自分ができない動きに挑戦してから教えると、子どもへの言葉が変わるのを何度も経験しました。
③ やめどきは、親が決める
これは自転車や鉄棒の記事でも書いたことです。
「もっとやりたい」と言っているうちに終わらせる。
これが、続けるための一番のコツです。
10分のコースが選べるのは、この点でとても理にかなっています。
物足りないくらいで終わるのが、次につながります。
同じ「こわさ」をどう小さくするかは、運動でも共通しています。
👉 あわせて読みたい:自転車に乗れない子|運動指導者が教える「ペダルは最後」の練習法
無料体験の前にやっておきたい2つのこと
クラウティには8日間の無料体験があります。
ただ、何も考えずに始めると、8日間はあっという間に過ぎてしまいます。
始める前に、2つだけ準備してください。
① 「何のためにやるのか」を1行で決める
・英語を好きになってほしい
・中学に入る前に慣れさせたい
・親子で一緒に楽しみたい
どれでも構いません。決めることが大事です。
目的があいまいなまま体験すると、「なんとなく良かった気がする」で終わってしまい、判断ができません。
② 本人に「やってみる?」と聞く
これが一番大切です。
親が決めて申し込んだものは、うまくいかなくなったときに「やらされている」に変わります。
でも、自分で「やってみる」と言ったことは、少ししんどくても続きます。
✅ 「10分だけだよ」と時間を伝える
✅ 「合わなかったらやめてもいいよ」と先に言っておく
3つめを先に伝えておくと、子どもは驚くほど気楽に始められます。
この「本人に決めさせる」という考え方については、こちらで詳しく書いています。
👉 あわせて読みたい:子どもの「できた!」はどう生まれるか|指導25年で見つけた共通点

よくある質問
Q1. 何歳から始められますか?
幼児のコースがあるので、未就学のお子さんから始められます。
ただ、年齢よりも「画面の前に10分座っていられるか」で判断するほうが確実です。
まだ難しそうなら、親のレッスンを横で見せるところから始めてください。
「お母さんが楽しそうにやっている」という記憶が、一番よい準備になります。
Q2. きょうだいで同時にレッスンを受けられますか?
同じ時間に2人が別々のレッスンを受けることはできません。
分け合えるのは「1つの契約を家族で共有できる」という意味で、レッスンの枠そのものは順番に使う形になります。
ただ、実際には同じ時間に2人分を確保したい場面はあまり多くありません。
下の子が受けている間に上の子は宿題、という使い方のほうが現実的です。
Q3. パソコンがないと受けられませんか?
タブレットやスマートフォンでも受けられます。
ただ、小さいお子さんの場合は画面が大きいほうが集中しやすいので、タブレット以上をおすすめします。
スマートフォンだと画面が小さく、先生の表情が読み取りにくいためです。
表情が見えることは、子どもの安心感に直結します。
Q4. 親が英語を話せなくても大丈夫ですか?
まったく問題ありません。
むしろ、話せない親のほうが子どもにとってはありがたい存在です。
下手でも一緒にやってくれる大人がいると、「間違えてもいいんだ」というメッセージが自然に伝わります。
教えようとせず、隣で同じように詰まってみせてください。
Q5. 予約はどのくらい前から取れますか?
レッスン開始の30分前まで予約できます。
直前でも空いていれば受けられるので、「今日は機嫌がいいから今からやろう」という使い方ができます。
ただし夕方から夜の人気時間帯は埋まりやすいです。
受けたい時間を2〜3パターン用意しておくと、予約で困りにくくなります。
Q6. 合わなかったら、やめられますか?
8日間の無料体験があるので、まずはそこで判断できます。
料金プランや解約の条件は変更されることがあるため、申し込みの前に公式サイトで最新の内容を確認してください。
ここは各家庭の状況で判断が変わる部分なので、この記事では断定を避けます。
Q7. 通信教材と併用してもいいですか?
問題ありませんが、同時に始めるのはおすすめしません。
新しいことが2つ増えると、子どもはどちらも中途半端になりやすいからです。
どちらかを1〜2か月続けて、生活のリズムに入ってから次を足してください。
通信教材のほうを検討中の方は、こちらもあわせてどうぞ。
👉 あわせて読みたい:通信教材3社を比較|スマイルゼミ・進研ゼミ・こどもちゃれんじ
まとめ|最初に育てるのは、英語力ではない
✅ 1回10分が選べるので、小さい子でも嫌がりにくい
✅ 教材は学研監修・講師はフィリピンの先生
✅ ネイティブ発音や受験対策を求めるなら他社が向く
✅ 人気時間帯は混むので、候補を2〜3パターン持つ
✅ 8日間の無料体験で試してから決められる
✅ 始める前に「本人にやってみる?」と聞く
最後に、運動指導者としての本音をお伝えします。
小学生の英語で育てるべきものは、英語力ではありません。
英語を嫌いにならないこと。 これだけです。
跳び箱でも、鉄棒でも、自転車でも同じことを見てきました。
小学生のうちに嫌いになってしまった種目は、その後10年触られません。
逆に、下手でも「嫌いじゃない」まま中学生になれた子は、必要になったときに一気に伸びます。
だからこそ、最初の入り方が大事なんです。
短い時間で、褒めてくれる先生と、家族で一緒に。
この条件は、「嫌いにならない」という目的にはよく合っていると思います。
まずは無料体験で、お子さんの表情を見てみてください。
レッスンが終わったあと、自分から何か話し始めたなら、それは合っているサインです😊
最後まで読んでくださり、ありがとうございました✨
