記事内に広告が含まれています。

運動が子どもの集中力を育てる|『運動脳』の学び

運動が脳を育てる 運動

「うちの子、集中力がなくて…」
「すぐ気が散って、落ち着きがない」

そんなふうに感じること、ありませんか。

実は、子どもの集中力や心の安定は、
「運動」と深く関わっていることが分かってきています。

こんにちは、しゅんたろうです😊
運動指導歴25年以上・20万人以上の子どもたちを指導してきた、3児の父です。

今日ご紹介するのは、世界的ベストセラー『運動脳』。
スウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセンさんが、
「運動が脳に与える効果」を科学的にまとめた一冊です。

運動指導の現場で感じてきたことが、
そのまま科学で裏づけられていて、何度もうなずきながら読みました✨

運動脳

運動脳

著者:アンデシュ・ハンセン

楽天市場で見るAmazonで見る

こんな方に読んでほしい記事です。

✅ 子どもの集中力のなさが気になる
✅ 落ち着きのなさ・イライラが心配
✅ 勉強や習い事に身が入らない
✅ ゲームやスマホの時間が増えている

運動する子ども

『運動脳』ってどんな本?

『運動脳』は、スウェーデンで人口の1割が読んだとも言われる大ベストセラーです。

著者のアンデシュ・ハンセンさんは、現役の精神科医。
最新の脳科学をもとに、「運動が私たちの脳をどう変えるか」を、やさしい言葉で解説しています。

本の主張は、とてもシンプルです。

身体を動かすことは、筋肉や体力のためだけではない。
集中力、記憶力、ストレス耐性、やる気——
こうした「脳の力」こそ、運動でいちばん伸びる、というのです。

そしてこの効果は、大人だけでなく、
むしろ脳がぐんぐん育つ子ども時代にこそ大きいとされています。

ハンセンさんは、特別な運動でなくても、
歩く・走るといった日常の動きで十分に効果があると述べています。

運動指導者として、これほど心強い味方はありません😊

学び① 運動が「集中力」と「記憶力」を高める

『運動脳』でくり返し語られるのが、
運動と「集中力」「記憶力」の深い関係です。

身体を動かすと、脳の血流が増え、
集中や判断をつかさどる前頭葉が活発になります。

さらに、記憶を担う「海馬」という部分は、
運動によって実際に育つことが分かっているそうです。

私の教室でも、
たっぷり身体を動かした後の子どもたちは、
話を聞く姿勢や、切り替えの早さがまるで違います。

以前、「落ち着きがない」と言われていた小学生の男の子がいました。
レッスンの最初に、思いきり走り回る時間を5分つくってみたところ、
その後の説明を聞く集中力が、見違えるほど上がったのです。

「勉強の前に、まず身体を動かす」。
これは感覚的なコツではなく、脳科学的にも理にかなった習慣なのです。

集中する子ども

学び② 運動は「ストレスと不安」をやわらげる

もうひとつ、親としてうれしい学びが、
運動が心の安定につながるという点です。

本によると、運動はストレスホルモンの分泌をおさえ、
不安や落ち込みをやわらげる働きがあるとされています。

身体を動かした後、
気持ちがスッと軽くなった経験は、大人にもありますよね。

子どもも同じです。

外でしっかり遊んだ日は、
寝つきが良かったり、機嫌が安定したり——
そんな様子を、現場でも家庭でもよく目にします。

イライラや不安が強い時期こそ、
「まず身体を動かす」が効くことは、少なくありません😊

学び③ スマホ時代の子どもにこそ運動を

『運動脳』を読んで、いちばん考えさせられたのがここです。

今の子どもたちは、
ひと昔前にくらべて、身体を動かす時間が大きく減っています。

その一方で、スマホやタブレットで、
脳は常に刺激にさらされ続けています。

だからこそ、意識して運動の時間をつくることが、
集中力にも、心の安定にも、これまで以上に大切になっているのです。

特別なスポーツである必要はありません。

私の教室でも、ふだんから外遊びの習慣がある子は、
気持ちの切り替えが上手で、集中の続く子が多いと感じます。

外で走る、公園で遊ぶ、なわとびをする——
そんな毎日の積み重ねが、子どもの脳をしっかり育ててくれます✨

外で遊ぶ子

家庭でできる「運動脳」の育て方

むずかしく考える必要はありません。
今日からできることを、3つだけ紹介します。

✅ ① 朝や勉強の前に、軽く身体を動かす
散歩や軽い運動で脳が目覚め、集中しやすくなります。

✅ ② 外遊びの時間を意識してつくる
30分でも、思いきり身体を動かす時間を。

✅ ③ 親子で一緒に楽しむ
「やらせる」より「一緒にやる」が、続けるいちばんのコツです。

まとめ

子どもの集中力や心の安定は、
机に向かう時間だけでは育ちません。

身体を動かすことが脳を育て、
学びや気持ちの土台をつくってくれる——
『運動脳』は、それを科学の力で教えてくれる一冊です😊

運動指導者として、自信をもっておすすめできる本です。
気になった方は、ぜひ手に取ってみてください。

運動脳

運動脳

著者:アンデシュ・ハンセン

楽天市場で見るAmazonで見る

集中できる学習環境については、こちらの記事もどうぞ。

👉 あわせて読みたい:集中力が続く子どもの学習姿勢|運動指導者が教える3つの環境づくり

運動と脳の関係については、こちらでも詳しく書いています。

👉 あわせて読みたい:子どもの脳は運動で育つ|『脳を鍛えるには運動しかない』の学び

タイトルとURLをコピーしました